iPadは悠木の人生を変えた
私がiPadを買うにあたって、人生が少し変わりましたので少し自分語りをさせてください。多くの方にとってはどうでも良いことかもしれませんが、私が一番伝えたいことです。iPadについての内容とは少し逸れますので、興味のない方はざっと飛ばしてください。
私がiPadを購入したのはコロナ渦になってからでした。当時は根っからのAndroidユーザーだったので、初めてのApple製品ということになります。ペーパーレス化を進めたくて、紙のノート替わりを目指して購入しました。紙の手帳に書くことには書くのですが、どうしても後で見返す癖がつかなくて困ったからです。
購入してからというもの、私はその品質に驚いてiPad漬けになりました。どこに行くにも持ち運びますし、とにかくずっと触っていたかったのです。下に詳しく書いていこうと思いますが、iPad購入を期に、ノート術やタスク管理・情報収集などがすべて変わりました。今までも情報を手にすることはできた環境にありましたが、iPadが入口となってさまざまな情報を得ました。
このブログを書いているのもその一つです。iPadがなければ私がこのように大多数に発信をすることもありませんでした。これが良かったことなのかは分かりません。そのまま大人しくしていればよかったのかもしれません。ですが、私はこれでよかったのだと思っています。もし私と同じように情報に触れていない方がいらっしゃれば、iPadがその扉を開く鍵となるかもしれません。私が出来ることは、少しでもiPadの良さを発信して、興味を持っていただくことです。
iPad できることとその立ち位置
気を取り直して、iPadを語る上ではまず、中途半端とされるできることやその立ち位置について触れなければなりません。
iPadで出来ること
基本的に出来ないことはないです。ですが、全てを完璧に出来るわけではありません。何が出来るか、ではなく何をさせるかが重要です。得意なことと不得意なことがあります。
- 得意なこと
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- 大きな画面を活かした情報収集。短い時間で大容量の情報を目に入れられる。
- ペンを使っての書き込み
- 苦手なこと
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- 文字入力(キーボードと比較して、フリック入力は格段に速度が落ちる。)
- ポケットまたは片手で持ち運ぶこと
つまり、基本的に得意なのは大画面を活かした情報収集ということになります。入力についてはペンやタッチが主体のものを得意としています。逆にそれに該当するものは苦手なので、iPadでやるとあまり生産性が高くないということになります。
iPadの立ち位置
上の点を踏まえると、それってスマホとかパソコンでよくない!?ということになります。そこで検討をやめてしまうと、iPadの魔力に触れることなく終わってしまいます。表で掘り下げてみましょう。
ー | スマートフォン | iPad | パソコン |
---|---|---|---|
機動性・手軽さ | ◎ | 〇 | △ |
情報収集のクオリティ(画面の大きさ・操作性) | △ | ◎ | ◎ |
文字入力の効率 | △ | △ | ◎ |
ペン入力の効率 | × | ◎ | △ |
若い世代の所持率 | ◎ | △ | △ |
表にするとiPadも悪くない気がしてきますよね。使ってみないとなかなか分かりづらいのですが、スマホ程ではないが機動力があること、それでいてパソコンに迫る大画面。そしてペン入力。これらを併せ持つiPadは唯一無二のデバイスだったのです。
iPadはブラウジング最強。「YouTube」を見るだけ?それでもいい。
機動性×情報収集のクオリティの総合力においては、iPad が優位
表を見ていただければ分かる通り、機動性×情報収集のクオリティの総合力においては、iPadがスマホよりもパソコンよりも優れる点です。パソコンを開くには面倒なくらいの調べ物でも、iPadなら手軽に使える。スマホだと見づらいサイトやYouTubeの動画もiPadなら楽々見る事が出来る。ブラウジングにおいては「最高にちょうどいい」デバイスなんです。私も使うまでは気が付きませんでした。
「YouTubeやサイトを見る事にしか使えてない?」それで十分です。
iPadを使いこなせていないという人が良く言う言葉です。でも実はそれで十分なのです。20年前に比べて、現在の情報量は6,000倍にもなると言われています。その情報量を活かすためには、インプットの効率を上げなければ、私たちの人生の時間は足りません。YouTubeも、私が子どもの頃と比べると有益な情報が本当に増えました。
- 昔は…
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- 知らない料理を作る為に、本屋さんに向かい、本を購入し、読んだ。うまく作れないので、料理の得意な友達のところに行って教えてもらった。
- ゴルフを始めようと思ったので、本屋さんに向かい、本を購入し、読んだ。イメージが湧かないのでゴルフレッスンを受けようと思って電話帳を引いた。
- 営業について勉強したいと思った。先輩はあまり教えてくれないので、講演会に言ってみようと思ったが、やっているのは遠い都市部なので、本屋に言って教則本を探した。どれが良いのかは良く分からないが、とりあえず買って帰った。
- 今は…
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- インスタでおいしそうな料理を見つけたので、クックパッドで調べて作った。うまく作れないのでYouTubeで同じ料理を作っているのを見て、参考にして作った。
- ゴルフを始めようと思ったので、とりあえずYouTubeで検索してみると「初心者がコースに出てみた動画」「練習場での練習風景と、レッスンプロが説明している動画」「ゴルフウェアを紹介している動画」が出てきたので立て続けに見た。良さそうなゴルフウェアはAmazonでポチッたので明日届く。
- 営業について勉強したいと思った。先輩はあまり教えてくれないので、YouTubeで営業と調べた。「営業について講演する動画」「営業系YouTuberの動画」「おすすめの営業教則本を解説する動画」が見つかった。解説動画を見ると面白そうだったので、kindleで購入して読んでみた。
現在でも、昔に近いことをしている年配の方は多いかもしれません。私もお恥ずかしながらそれ程変わらない生活をしていたかもしれません。ですが、下のパターンだと非常に早いスピードで進展しているのが分かります。そして、これらは全てiPadを使用することを想定したシーンです。iPadの使い勝手のよさがなんとなくイメージできますね。じゃんじゃんYouTubeやサイト閲覧などに使うといいと思います。
iPad無印を購入、実際に1年上使ってみてのレビュー
Androidタブレットとのレベル差は歴然
私はこれまでAndroidタブレットを愛用していました。実際に触ってみると、その差は歴然でした
- 動作のサクサクさが全く違う。スクロールもするすると動く。
- 見た目のすっきりさ。野暮ったさがなくスマート
- 指紋認証の精度も〇
- iPhoneやAirPodsProとの連携が驚く程スムーズ
- 電池持ちも良い。ペン入力の書き心地の良さ
- とにかく至る所に細かい気遣いを感じられる。使っていて感動する回数が異常に多い。
初めて使った時に感じた感動は覚えています。「一個一個これがすごかった」と思い出すのが困難なくらいたくさん感動したのを覚えています。総じて言えるのはAndroidタブレットにはない感動ポイントがとにかく多く、総合力の高さを感じました。それでいてこの価格。タブレットに関してはiPadがダントツのトップを走っていると言わざるを得ません。その圧倒的な品質を感じたところから、私がApple製品に統一していく入口となりました。
cellularモデルは個人的に要らない。安価なWiFiモデルで十分。
iPhoneを持っている場合、Wi-Fiモデルで十分だと思います。Androidの場合、テザリングをする際にひと操作いるので、ちょっと面倒なのですが、iPadの場合自動でテザリングを開始してくれます。それがあまりにスムーズなので、iPhoneで大き目のデータ容量のSIMを契約しておいて、Wi-FiモデルのiPadをテザリングで使用するという使い方で問題ないと思います。
圧倒的なコストパフォーマンス
価格にして、4万円足らずで購入しました。Wi-Fiモデルなので、cellularモデルにするともう少ししましたが、圧倒的な価格です。個人的にはcellularモデルは必要ないと思っているので、4万円を切る神機として採用できると思います。
指紋認証とベゼルの大きさが実は便利。
FaceIDに対応していなかったり、ベゼルの大きさがマイナス点となりそうですが、実はプラスになるポイントでした。
FaceIDでなく、指紋認証
言わずもがな、コロナ渦でマスクが手放せない今は、FaceIDは使いにくいです、指紋認証の精度がいいので、スリープ状態から復帰しつつ指紋認証できるのは本当に便利です。
ベゼルが大きいと、実は持ちやすくていい。
iPadを選ぶ際、サイズ感は重要な要素となります。iPadminiの8インチのサイズ感は持ち運びの面でプラスになりますが、やはり10.2インチの大画面は捨てがたいところです。iPadを手に持つと、意外とずっしり感があるので、ベゼルが小さいと外側の枠を必死に持つことになります。慣れてくるとは思いますが、iPad無印のベゼルの大きさはそこを持つスペースが出来るということでもあるので、実はメリットであると感じています。
iPad無印のデメリット
スピーカーが片方にしかない。
私はよくソファーに座って、膝に置くような形で使うことが多いのですが、その場合スピーカーが足に接するような形になります。つまり、音が籠って聞こえなくなるという弱点があります。Airなどは上下2か所に備わっているので、ここは明確に廉価版だから、という弱点です。
Lightningケーブルを使用する。無線充電もない。
iPad無印はライトニングケーブル対応となります。USB Cへの対応が熱望されますね…。今はiPhoneSEなので、共通端子ということで良いのですが、後々iPadだけの為にライトニングケーブルを持ち歩くことになりそうです…。
充電できない時の対処法
便利なiPadなのですが、残念ながらモバイルバッテリーだと容量不足でうまく充電ができません。外出先でガシガシ使う為には、やはり小さめの充電器を持っておいた方が確実です。iPadは充電容量もかなり多いので、大出力のアダプターでないと充電時間もかなりかかります。
私はこの問題にぶち当たっていろいろ調べた結果、パソコンと共有で使えるPD対応充電器を購入しました。1台で何役もこなせますし、小さいのに出力が高いので気に入って使っています。
iPad無印レビューの総評
iPad無印をおすすめしたい方。
私が使ってみた結果、以下の方に特におすすめしたいと思っています。
- Apple製品に触れたことがない方。可能性が一気に広がる可能性も。
- タブレットはいらないと頑なに思っている方。
- スマホしか持ったことがない方
- ペーパーレス化したい方。ペン入力できるので移行しやすい。
繰り返しますが、iPadは情報収集とペン入力に優れています。その良さは一度使ってみなければ実感することはできないと思いますが、その一例を書かせていただきました。ぜひ思い切って試していただければと思います。
Apple製品のリセールバリューは高い。合わなかったら売却での損切りもしやすい。
Androidスマホなどは値崩れが激しく、中古で販売してもなかなか値が付かないのが実情でした。Apple製品については高価なこともあって、中古品の需要がかなりあります。需要が大きいので、値崩れしない。つまり持っている側は高値で売ることができます。まずは思い切って買ってみて、万が一合わないようなら売却しても、損失額は少なくなります。私もいつか売却することを考えてケースに入れるなどして大切に使用しています。